私たちは、
特定の制度案の賛否を競うために活動しているのではありません。
私たちが求めているのは、ただ一つ。
皇室制度に関する重要な選択について、
政治が主権者に対して説明責任を果たすこと。
制度が動かない背景には、
前提が共有されず、象徴の意味が整理されず、
そして何より――
制度の選択理由が説明されていないという構造があります。
説明のない制度は、
やがて信任を失います。
象徴とは、人格や人気ではなく、
時間をかけて築かれる「関係」です。
その関係を守るために、
私たちは問いを投げかけます。
本公開質問状にご賛同いただける方は、
ぜひ署名を通じてご意思をお示しください。
【署名サイトVoice】☞ https://voice.charity/events/12607
公開質問状
― 皇室制度に関する説明責任について ―
令和8年2月21日
政治団体「皇室制度の説明責任を求める会」
Ⅰ.はじめに
私たちは、特定の皇位継承案の賛否を競う団体ではありません。
私たちが問うているのは、
皇室制度の選択理由が、主権者である国民に対して十分に説明されているか
という一点です。
皇室は、日本国憲法第1条に定める
「日本国の象徴」「国民統合の象徴」です。
しかし――
象徴とは何か。
総意とは何か。
制度は何を守るために設計されているのか。
これらの前提が国民に共有されないまま、
制度議論だけが進んでいる現状に、
私たちは深い危機感を抱いています。
Ⅱ.問題意識
現在の議論は、
- 誰がふさわしいか
- 現状維持か変更か
- 賛成か反対か
といった表層的対立に終始し、
制度の持続可能性
象徴の定義
国民理解との整合性
についての説明が、十分に示されていません。
説明が欠ける空白を、感情と分断が埋める。
これこそが、
制度が動かない最大の構造的要因であると私たちは考えます。
Ⅲ.公開質問事項
以下について、文書にて明確なご回答を求めます。
【質問1】象徴の定義について
現在の皇室制度において、
「象徴」とは何を意味するのか。
人格・血統・制度のいずれに基づく概念なのか、
政府としての公式見解を明示してください。
【質問2】総意の解釈について
「国民の総意」とは、
瞬間の多数意見を指すのか、
それとも時間をかけて形成される国民理解の連続を指すのか。
その定義と、制度設計との関係を説明してください。
【質問3】制度の選択理由について
現在の皇位継承制度を維持または変更する場合、
その制度設計が
- なぜ合理的であるのか
- なぜ持続可能であるのか
- なぜ象徴としての機能を維持できるのか
を、主権者に対して明示してください。
【質問4】再設計の有無について
制度の再設計について、
複数の選択肢の比較検討は行われているのか。
その検討過程と判断基準を公開できますか。
【質問5】説明責任の履行方法について
今後、皇室制度に関する重要決定を行う際、
どのような形で国民に対する説明責任を果たすのか、
具体的な方法を示してください。
Ⅳ.回答および公開方針
- 本質問状は公開文書です。
- ご回答は全文をホームページに掲載いたします。
- つきましては、令和8年3月9日までに文書にてご回答ください。
- 期限までに回答がない場合も、その事実を公表いたします。。
Ⅴ.結語
皇室問題の本質は、
「誰を天皇にするか」ではありません。
誰が、
どの制度を、
どの理由で選び、
その責任を国民の前で引き受けるのか。
それを明らかにすることこそが、
象徴天皇制を未来へと受け渡す唯一の道であると
私たちは確信しています。
以上、誠実かつ明確なご回答を求めます。
政治団体
皇室制度の説明責任を求める会
皇室制度は、
多数決の瞬間で決まるものではありません。
総意とは、
過去を尊重し、
現代の理解を経て、
未来へ受け渡される
国民理解の連続です。
象徴とは、
時間をかけて信任され続ける「関係」です。
その関係を守るためには、
制度の選択理由が、主権者に説明されなければなりません。
説明なき制度は、
やがて関係を失います。
私たちは、
象徴と制度の前提を共有し、
政治に対して説明責任を求め続けます。
その意思を示すために、
署名へのご協力をお願いいたします。
【署名サイトVoice】☞ https://voice.charity/events/12607